js-STARの教科書 XR+対応版 #39 〜8.ノンパラメトリック法(2) データに対応のない場合
8.4 データに対応がない場合
データに対応がない場合のノンパラメトリック法です。メディアン検定、マン・ホイットニーU検定、クラスカル・ウォリス検定の3つがあります。
■画面構成
<要因名・水準数・参加者数の設定>
要因名や水準数、各水準の人数を入力します。要因名は、ユーザーが自由に入力できます。日本語も使えます。初期値のままでもOKです。
<データ入力セル>
セルレイアウトです。各セルにキーボードから値を入力します。
<一括代入エリア>
半角スペース、カンマ、TABのいずれかで区切られた数値データを一括してセルに代入できます。表計算ソフトなどとの連携に利用します。
<計算ボタン>
データの入力後にクリックすると、結果が出力されます。
<多重比較設定>
クラスカル・ウォリス検定のみ、結果が有意なとき、多重比較(Steel-Dwass法)を実行します。
<結果エリア>
分析結果が出力されます。結果エリア上部には、【保存】【コピー】【消去】【タブ変換】のメニューがあります。
■使い方
クラスカル・ウォリス検定を例に説明します。As(1要因参加者間)と使い方はほぼ同じです。
0. 手法【クラスカル・ウォリス検定】を選択します。
1. 要因名・水準数・参加者数の設定をします。
2. データを入力します。
3. 多重比較法の【チェックボックス】をチェックします。
※ 水準数が3以上の場合に利用するので、下の例では必要ありません。
4. 【計算!】をクリックして計算結果を出力します。
5. 結果を保存します。
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